消費の中で女性が果たす役割の大きさは今さら説明の必要はないだろう。女性が支持したものは売れるし、女性から嫌われたものはすたれていく。消費というものが女性によってつかさどられているのだ。特に通販業界において、この真理をとらえたものが大きな成長を果たしているのは紛れもない事実である。その中のひとつが、千趣会だ。「女性の毎日に笑顔を届けることを通じて世界を幸せにしていく」という企業理念どおり、女性たちの心をつかんだ通販カタログ「ベルメゾン」で時代を築き、現在もその勢いは留まることはない。そんな千趣会が半世紀にわたり日本女性と歩んできた知見を活かして「女性の未来」を予測しているのをご存知だろうか。それが2004年に設立された「ベルメゾン生活スタイル研究所」だ。設立10年を越えた彼らの研究では今、日本女性の生活スタイルが大きく変わろうしているという。そこで今回は、研究所の坂本典子氏、和田康彦氏に登場していただき、その「変化」と女性の未来について教えていただこう。
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