第2弾
県民通販大調査2017

Q1ネット通販vsリアル店舗 通販健康オタク県は?

最近1年間に通販で健康食品・サプリメントを購入した人に、
「ネット通販とリアル店舗のどちらを利用することが多いですか?」
と聞いたところ、以下のような結果になりました。

年間利用率対決!
ネット通販
vs
リアル店舗
どちらも同程度利用

調査報告 通販健康オタク県の第1位は鹿児島県!上位3位までを九州地区が独占!

健康食品・サプリメントの購入においては、ネット通販よりリアル店舗に軍配が上がりました。都道府県別にみると、“ほとんどネット通販を利用する”と回答した人が多い「通販健康オタク県」は1位が鹿児島で30.1%、2位は大分で29.8%、3位は熊本で28.2%となり、九州3県が上位3位までを独占しました。続いて4位は宮城と滋賀が同率で27.7%でした。
一方、“ほとんどリアル店舗を利用する”と回答した人が多い県は、1位が山形で32.8%、2位は島根で32.2%、3位は茨城で30.8%、続いて4位は福井で30.1%、5位は北海道で29.8%でという結果になりました。エリア別にみると、「通販健康オタク県」は近畿と九州に多く分布している傾向が見られました。

健食購入時のネット通販利用率
健食購入時のリアル店舗利用率
Check!
県民性データアナリスト久保哲朗氏の分析

医療環境が充実している鹿児島県民は、外に買い物に出かけないため、ネットで健食を購入!?

▶ ネット通販で健食の購入率が最も多い鹿児島県民は、リアル店舗での買い物時間が全国46位とあまり外へ買い物に出ない傾向が見受けられる。また、県内にある病院数と看護師の数が、ともに全国2位であり、医療環境が充実。それだけ健康を気に掛ける機会が多いと捉えられる。

▶ リアル店舗での健食の購入率が最も多い山形県民は、県内のドラッグストアの店舗数が全国6位と比較的、身近な場所にドラッグストアがある環境。また、山形県は共働き率が全国1位で、自家用車通勤・通学率が全国2位であることから、サラリーマンやOL等が通勤の行き帰りに車でドラッグストアに立ち寄ることが多いと考えられる。

15歳以上買い物時間
病院の数
久保哲朗氏プロフィール 1970年生まれ。東京大学文学部卒。システムエンジニアとして活動する傍ら、「都道府県別統計とランキングで見る県民性(とどラン)」や「年次統計」などデータベースを駆使した統計サイトを複数運営。
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