「この1年間に通販で購入したファッション
関連品の金額はいくらぐらいですか?」
全国47都道府県民のファッション購入額は
以下のような結果になりました。
ファッション関連品の通販での年間購入額は、千葉が1位で30,957円。全国平均16,747円と比較すると約2倍で、ダントツの「通販おしゃれ県」と言えそうです。カテゴリー別に見ると、男性の靴においても千葉がトップ。全国平均比ではなんと約5倍となり、千葉の男性は「通販で足元おしゃれ男子」とも言えそうです。千葉は「ファッション全体」と「男性の靴」の2つでトップになり、通販でおしゃれ県の2冠を獲得。ファッション関連品では、女性の鞄、財布、ジュエリー、腕時計といったファッション小物においては、和歌山が1位で全国平均の約5倍という結果となり、和歌山の女性は「通販で小物おしゃれ女子」と言えそうです。
ファッション関連品の1位の千葉は、江戸時代にはお隣の江戸では今何が流行っているか？をいつも気にしながら買い物をする人が多かったと言われています。現在でも、週末は都内へ遊びに行って、東京での流行やトレンドをウォッチしているのでしょう。また、東京の職場へ通勤している方が多く、全国的にみても通勤時間が長い県。その分、自由時間が短いので、自宅ですき間時間に通販をうまく利用しているのかもしれません。一方、最も購入額が低いのは沖縄。年中温暖なため、アロハシャツやかりゆしウェアなど、昔からカジュアル志向なので、購入単価が低いことが考えられます。さらに、親戚や仲間と集まることを大事にし、おおらかな性格の人が多い県。もしかしたら、ファッションよりも、みんなと楽しく飲んだり食べたりすることにお金を使うのかもしれません。
1949年東京生まれ。専修大学経営学部卒業後、市場調査会社を経て、（株）ランチェスターシステムズに入社。チーフコンサルタントとして活躍後、1985年に独立。1990年には（株）NO.1戦略研究所を設立。現在に至る。マーケティング販売戦略の第一人者として東奔西走中。著書は県民性本を合わせて50冊。
